2017年6月10日土曜日

【第716回】『誰にでも碁は打てる』(李仁煥、 洪敏和訳、東京創元社、2012年)

 9路盤を卒業し、13路盤になってから伸び悩みを感じている今日この頃。成長を実感できないと、対局に向かうことにもつながり、遠ざかり始めていた。せっかく始めたものだから続けたいがと思っていたところ、図書館で出会ったのが本書である。

 まず、気楽に読めるのがいい。伸び悩んでいる時は、始めるまでに腰が重くなってしまう。そうした状況で、本格的な書籍は少し重すぎる。本書のような入門書がちょうど良い。


 加えて、あまりに簡単すぎると途中で飽きてしまうが、にわかに分からない部分もあるので、少し考えさせられる。こういった書籍はありがたい。改めて、13路盤に臨もうと、思った。


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