Book Reviews
2018年5月12日土曜日
【第835回】『ドイツ・オーストリア』(東山魁夷、新潮社、1984年)
日本で描かれた作品とも、北欧で描いた作品を集めた『森と湖と』で取り上げられた作品とももまた違う、印象を抱いた。ドイツやオーストリアで描いた作品を集めた本作では、人工物を対象としたものが多いように思え、その中に人の生活の蓄積としての文化が描かれているように感じる。
そこには、その土地で生きる人々への尊敬と、そうした人々が創り出した構造物への尊重が描かれているのではないだろうか。
【第562回】『名画は語る』(千住博、キノブックス、2015年)
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