気になってはいたが、ついつい読みそびれてしまっていた本。書店でパラパラと読んで買おうかどうか迷い、他の本を優先してしまって買っていなかった本。そんな書籍が版を重ねて、さらには新版になったと聞いて、ようやく踏ん切りがついた。
人事という職務の領域にもAIの影響が出てくることは容易に想像できる。楽観的に傍観しているわけではないが、人工知能に任せるべきものは任せるべきであろうし、機械が得な領域でまともに戦うことは意味がないだろう。
人間が出せる価値は一体何になるのかを現時点で把握することは困難である。しかし、AIと共存する近い将来に向けて、いかにデータを揃え、分析するか、といったAIが活躍しそうな領域を理解することが大事なのではないか。このように考えると、人事のデータ分析の範囲を理解し、何を分析することでどのような価値があるのかが事例とともに簡潔に記されている本書の意義は大きい。
【第669回】『関わりあう職場のマネジメント【3回目】』(鈴木竜太、有斐閣、2013年)
【第568回】『ジャスト・イン・タイムの人材戦略』(ピーター・キャペリ、若山由美訳、日本経済新聞出版社、2010年)
【第425回】『人事評価の「曖昧」と「納得」』(江夏幾多郎、NHK出版、2014年)
【第229回】『日本型人事管理』(平野光俊、中央経済社、2006年)
【第568回】『ジャスト・イン・タイムの人材戦略』(ピーター・キャペリ、若山由美訳、日本経済新聞出版社、2010年)
【第425回】『人事評価の「曖昧」と「納得」』(江夏幾多郎、NHK出版、2014年)
【第229回】『日本型人事管理』(平野光俊、中央経済社、2006年)
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