先日のブログで取り上げた通り、基本的には『マラソンの強化書』に本書のエッセンスは記されている。同書では細かく触れられていない、個別具体的な内容で個人的に参考になった内容をメモとして以下に書き残しておきたい。
まずは、負荷をかけるトレーニングの基本的な組み方について。
・1週間に少なくても1~2回は、負荷をかけた練習日を入れる。
・土曜日にそうした練習を入れたら、日曜日にはゆっくりでいいから少し長い距離を走る。
・そして、平日は月曜日にも走れるとなおいい。
・あとは、水曜日や木曜日にも少し走っておきたいーー。(70頁)
上記が基本でありながら、レースに向けた練習スケジュールをガイドラインとして説明してくれているのもありがたい。たとえば、ハーフマラソン出場に向けての3ヶ月間の練習メニューは、週3日練習する場合は以下の通りである。
土曜:休み
日曜:90~120分。15~25km(徐々に距離を伸ばす。後半7~10kmはビルドアップ走)。
月曜:休み(もしくはジョギング)
火曜:60~70分。ビルドアップ走で10km。
水曜:休み
木曜:80~90分。15km(後半7kmはビルドアップ走)。
35~40分。ジョギング10分+全力20分+ジョギング5~10分。
金曜:休み(117頁)
【第165回】『走ることについて語るときに僕の語ること』 (村上春樹、文藝春秋社、2007年)
【第782回】『職業としての小説家』(村上春樹、スイッチ・パブリッシング、2015年)
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